娘のキルト受賞作
娘が初めて針を持ち、キルトジャパンで紹介をされたのが2001年冬ののことでした。あれから2年経った2004年
の3月、キルトカーニバル名古屋2004年が開催されました。娘も小学1年生、7歳となっていました。
しばらく自分の好きにだけ縫っていた娘が、新調した私のミシンに興味を示し、見よう見まねでミシンを使い始めました。
最近のミシンは本当に便利な機能も増え、頭の柔らかい娘はすぐに覚え、楽しくミシンで遊んでいました。
キルトカーニバルのことを知って、作ってみたいと言い出しました。テーマは万博に関連して「自然、地球」といったものだったと思います。
娘は想像力を働かせて、つぎつぎと下絵を完成させていきました。布を選び、ミシンを使ってどんどん仕上げていきます。
途中、何日か休みをあえて入れたのは、時間をかけて完成させたい!という意識のようでした。最後の段階では手でキルトを施すことをし、
かわいらしい作品となったのです。
「たばこやごみで地球が汚れたりしないで、みどりがいっぱいあるように、もどりの森という題名を付けました。」そうです。
コシノジュンコさんが7歳でこれだけ作れるのだから、と押してくださったらしく、学生特別賞というのが設けられ、受賞に至りました。
グランプリや金銀賞を受賞された方々に並び、一緒に舞台で表彰された際には、いささか場違いなのではと、親は心配したのですが、
本人はとても誇りに思い、意外にも堂々としていました。それだけ、納得のいく作品だったのかもしれません。
子どもですから、賞を頂いたからといって、常にキルトをしているわけではありません。むしろしないで過ごす日々が普通です。
ですが、気分が向いたときに、すぐに針と糸を取り出し、好きなものを縫っている姿はほほえましく思います。
最近、私がある試験を受験したときも、布でお守りを作ってくれましたし、目下兄の誕生日のために壁掛け収納を制作中です。